みんな夏だってワイワイ言ってるけどめちゃめちゃ暑いのに無理して騒いで陽キャぶってる説ない?
- Mr. Nobody
- 2019年8月6日
- 読了時間: 2分
8月に入っていよいよ夏ってところですかね、引きこもりが捗ります。
中学生時代、僕の8月は地元のサッカー少年団の朝練に参加し、昼は自分の中学のサッカー部の練習、夜はウイイレというひたすらサッカー漬けの毎日を送っていました。今からは想像できないね。
そんな僕たちサッカー部の天敵といえばアイツ等なんだけどみんなは何を思い浮かべるでしょうか?
熱中症?怖い先輩??顧問の先生???
いいえ、野球部です。
サッカーコート1面分しかない狭い校庭を憎き野球部共に半分貸してやってるのにも関わらず、打球をわざと僕らに向けて飛ばしてきたりするんですね。
無理して引っ張ってるんじゃねえよ、大人しく流し打ち極めとけ泥達磨共がなんて思ったりしてませんでしたよ。ええ思ってなかったです。
そんな打球が当たるなんてのは日常茶飯事だったし、エースの足に当たって肉離れなんてこともあったっけ。
奴らは当然故意ではないと白を切るので僕らは怒るに怒りきれず、さながら冷戦状態だったのですが、引退してしまえば雪解けも当然で。
そのまま卒業してそれぞれ高校へ進学してお互いの存在も忘れかけていた数年後、ふと付けたテレビで再び彼らを見たのです。
それは甲子園球場のマウンドから投球をする彼の姿でした。
彼が野球を続けていたなんて知らなかったし、僕はもうサッカーは辞めてしまっていたけれど。
結局大して仲良くもならなかったし、相手が僕のことを覚えているかもわからないけれど。
でもその時限りは、柄にもなく自分の夢なんか重ねちゃったりしながら応援してたりして。
現実はそんなにうまくいくものでもなく彼は負けてしまっていたけれども、彼が当時から努力を続けていたことと、僕が応援していたことは紛れもない事実で、そこには確かに過去だとかなんだとかそういったものではない何かがそこにはあったんじゃないかと。
そんな僕が嫌いな野球部のクソ坊主共が頑張る夏の甲子園。
明日、開幕です。
Negishi
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